デビアレ Arch - ガイド

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デビアレ Arch - ガイド

 

この記事ではArch(Phantom専用アクセサリー)の使用方法と、最高の音質を得るための設定方法をご紹介します。

2020年2月DevialetはArchをリリースしました。Devialet製の高品位フォノステージは、Devialet Phantoms(DOS 2.12.3以降が動作)で使用することができます。

 Devialet ArchはDOS 2エコシステム(Phantom I,II)専用に設計されたアクセサリーです。Devialet Archはターンテーブルを含むあらゆるオーディオソースをワイヤレスでDOS 2エコシステムに接続できる新しいジャンルの製品です。DevialetアプリでArchをソースとして選択しPhantomを通してコンテンツを再生することができるようになります。

ソースからスピーカーまでの高解像度の信号経路をユーザーに提供します。Devialet Archはデバイスをより柔軟に配置するオプションを提供します。ソースを1つの部屋に置きスピーカーを別の部屋に置くことができます。

  1. DEVIALET ARCHとは?
  2. 箱の中身は何が入っていますか?
  3. 利用可能な接続は何ですか?
  4. DEVIALET ARCHはいくつ入力できますか?
  5. DEVIALET ARCHの設定方法は?
  6. その他の設定方法はありますか?
  7. よくある質問
  •  

1. DEVIALET ARCHとは?

 Devialet ArchはPhantomスピーカー(Premier、Reactor、I、II)専用のアクセサリーです。 

Phantomシステムにワイヤレスで信号を配信できる高品質のプリアンプ付きストリーミングボックスです。

つまり、ArchはDevialetアプリのソースとなり、コンテンツをPhantomにストリーミングすることができます。RCA入力が1つあり、ターンテーブルやCDプレーヤーなどのソースを接続できます。

この入力は、フォノ入力、ライン入力、または2つのデジタル入力として設定して使用することができます。出力はPhantom IまたはPhantom IIにのみ対応しており、Ethernet、PLC、Wifi経由でPhantomに信号を送ることができます。

地域で利用可能な電圧に関わらず、Devialet Archを安全に使用することができます。

 

 

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2. 箱の中身は何が入っていますか?

  • 保証書
  • クイックスタートガイド
  • Arch
  • 電源ケーブル(国によってプラグが異なります)

3.利用可能な接続は何ですか?

  • LANケーブル RJ45
  • Wi-Fi
  • PLC (スピーカーとのコミュニケーション)

4. DEVIALET ARCHはいくつ入力できますか?

There is a set of RCA(L&R channels) input for below usage:

  • Phono Stage (also works as a preamp) for turntable
  • Line Input
  • Digital Input

5. リセット方法は?

ステップ 1:

Archの電源ケーブルとLANケーブルを接続する(LANケーブルはオプションですが推奨しています)。

- Archの電源が自動的に入ります

- LEDライトが緑色に点灯したらセットアップ完了です。

注意: Archをセットアップする前にPhantomをセットアップする必要があります。

 

ステップ 2:

Devialetアプリを開く

- Devialetアプリの設定(Devialertアプリの左上にある歯車のアイコン)をタップします。

- "新しい製品の追加 "をクリックします。

- Arch を選択し、 "今すぐセットアップ"をタップします。

- ワイヤレスセットアップを行う場合はWi-Fi SSIDとパスワードを入力します。

- セットアップ中の指示に従ってください。

- セットアップ中、Archで使用する入力タイプの選択が表示されます。(Line、フォノ、デジタル)

 重要:各ソースはそれぞれ異なる目的を持つことがあります(例えば、LineとPhonoはパワーの点で大きく異なります)ので、Archを設定する前にソースの説明書を確認してください。

 

ステップ 3: ケーブルを接続する

- お使いの機器や以前の設定に基づきオーディオソースを適切なケーブルでArchに接続します。

アナログの場合はRCA

デジタルの場合Coax. 

 

ステップ 4::

Archのソースを選択します。

- Archはすべてのゾーンにアクセスできます。

- 選択するとプレーヤーからDevialet製品にコンテンツをストリーミングできるようになります。

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ビデオ・チュートリアルはこちら:

 

6. ネットワーク・インターフェースは音質を変えますか?

- いつでもオーディオソースを変更することができます。(お使いのデバイスの入力が正しいことを確認してください)

 

-フォノ入力とライン入力の感度を変更できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

-  デジタル入力の "自動切り替え "を有効/無効にできます。

 

 

 

 

 

 

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インプット仕様と推奨事項:

インプット方法 具体的な内容と推奨事項
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  • PhonoモードはPhonoプリアンプを搭載し入力信号にゲインとRIAAカーブを適用します。
  • 適用されるゲインは+45dB程度です。 PHONOモード時はラインレベルの信号を接続しないでください。
  • バックグランドノイズはトーンアームグランドを使用して低減することができます。
  • ケーブルは左右とグラウンドで構成されています。
  • 最初の試聴ではゲインの感覚を調整する必要があるかもしれません。

2つのカートリッジタイプ

  • MM (マグネット式)
  • MC (コイル式) 一般に出力レベルはMMです。

注意: 高出力レベルのMCカートリッジにのみ対応しています。通常のMCカートリッジはArchではサポートしていません。

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  • ライン入力はCDプレーヤーやカセットデッキなどをはじめとする様々なオーディオ機器からの入力に対応しています。
  • 入力は左右のRCAケーブル(白/赤)で構成されています。.
  • このセットアップではグラウンド接続の必要はありません。
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  • デジタル同軸入力は、一本のデジタルケーブルで構成されておりコネクタが左右両方の信号を伝送するため、ケーブル一本で接続が可能です。
  • 必要なインピーダンスは75オームです。
  • 一般的にコンピュータやストリーマーなどのデジタルオーディオソースの出力として使用されます。

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初期設定後も入力の種類を変更したり、ライン入力やフォノ入力のゲインを調整することが可能です。

 入力の種類を変更するには、以下の手順に従ってください。:

  • Devialetアプリを開きます。
  • スタート画面の左上にある歯車アイコンを選択して、アプリの設定を開きます。
  • 「私の製品」を選択します。
  • 「アクセサリー」のところから「Arch」を見つけて選択します。
  • 入力の種類の横にそのソース(フォノ、ライン、デジタル左、またはデジタル右)を有効化または無効化するための切り替えボタンがあります。

Archのゲイン(フォノ入力とライン入力のみ)を増減するには、以下の手順に従ってください。:

  • Devialetアプリを開きます。
  • スタート画面の左上にある歯車アイコンを選択して、アプリの設定を開きます。
  • 「私の製品」を選択します。
  • 「アクセサリー」のところから「Arch」を見つけて選択します。
  • 選択した入力の種類(フォノまたはライン)のすぐ下に、「感度」スライダーが表示されます。
  • 再生中に必要な調整を行い、適切な値を入力していることを確認してください。

ご参考までに、各ソースの工場出荷時の値は以下のとおりです。

  • フォノ - 5.0 mV(スライダーは0.5 mVから10 mVまで調整可能)
  • ライン - 2.0 V(スライダーは0.5 Vから4.0 Vまで調整可能)

7. よくある質問

 

1. Devialet Archの機能について教えてください。What does Devialet Arch do?

- Archはオーディオソース(ターンテーブルやCDプレーヤー)に接続して、そのソースにワイヤレス機能を追加する製品です。自宅に複数のArchを配置し各プレーヤーに接続することで、DevialetアプリからすべてのArchを選択して操作できます。

 

2.  Archは異なる国で使用できますか?

- はい。スピーカーと同様、Archは世界中で使用可能な製品です。

 

3. Archの背面には何がありますか?

- 電源入力、イーサネットRJ45ポート、RCAコネクタ(L&R)、接地ピン(ターンテーブル用、取り外し可能)があります。

 

4. 物理的なボタンはありますか?

はい、Phantom IIと同様に、上部にボタンとLEDインジケーターライトがあります。

 

5. Archをリセットするにはどうすればよいですか?

Archの下側にリセットボタンがあり、小さなピンを穴に挿入してリセットします。

 

6. ネットワークインターフェースは音質に影響しますか?

- いいえ、ArchがPLC、Wi-Fi、またはイーサネットで接続されていても音質は同じです。

 

7. Archは他のブランドのスピーカーと互換性がありますか?

-いいえ、ArchはDevialet Phantomとしか互換性がありません。

 

8. Devialet ArchをサポートするDevialetアプリはどれですか?

- 公式なフルサポートは、Devialetアプリ1.14/DOS 2.12.3以降に含まれています。

 

9. 発熱性能について教えてください。

発熱はありますが、過熱することはありません。Archを引き出しに隠すこともできますが、強力な信号(またはPLC)が必要です。

 

10. マルチルームをサポートしますか?

はい、Phantomがステレオまたはマルチルームとして構成されている場合Archをソースとして選択すると、すべてのPhantomが同時に再生されます。

 

11. 接地ピンを取り外すことはできますか?

フォノ入力を使用している場合は接地ピンは必須です。取り外し可能ですが可能な限り残しておくことを強く推奨します。

 

 

12.  デジタル入力に右ポートを使用することはできますか?

はい、アプリで再構成できます。

 

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13. Archがデジタルソースとして設定されている場合、2つの入力を別々に使用できますか?

はい、Archがデジタルモードで構成されている場合入力は2倍になり、別々に使用できます。

 

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14.  ArchをExpertまたはExpert Pro製品と併用できますか?

ExpertまたはExpert Proオーディオシステムとは併用できません。

ArchはPhantom IおよびPhantom II専用に設計されています。

 

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15. Wi-Fiネットワーク設定を変更した場合、Archを再び動作させるにはどうすればよいですか?

Archをリセットする手順があります。

  1. Archを逆さまにします。
  2. Archの下部にある小さな穴に、小さなピンを数秒間挿入します。
  3. LEDが反応してコマンドを確認します。
  4. セットアッププロセスをもう一度開始してください。

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16.  このアクセサリーについて他に知っておくべきことはありますか?

ネットワーク帯域幅が許される限りArchの使用数に制限はありません。可能な限りイーサネットを使用することをお勧めします。これによりArchからスピーカーへの信号伝送がスムーズになります。

ArchはDOS 2でのみ動作することにご注意ください。Archを使用するにはシステムが最新の状態であり、Sparkで制御されていないことを確認してください。詳細についてはこの記事を参照してください。

 

17.互換性について

ArchはPhantomとしか互換性がないため、DioneやManiaとは互換性がないことにご注意ください。

Phantom I Phantom II Devialet Dione Devialet Mania
互換性あり 互換性あり 互換性なし 互換性なし

 

18. ArchでサブウーファーをPhantomに接続できますか?

いいえ、ArchはPhantomにソースをストリーミングするために作られています。サブウーファーを接続することはできません。

 

 

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