UPnPを理解する
この記事を通してUPnPテクノロジーとは何か、そしてDevialet製品でどのように使用するかを学びます。多くのオーディオマニアは専用NASやスマートフォン、あるいはTidalやQobuzのような24ビット/192 kHzの品質を提供するストリーミング・プラットフォームに保存された非常に高品質なファイルを使用しています。BluetoothやAirPlayでストリーミングしてもこれらのHDファイルを品質を落とさずに再生することはできません。
幸いなことにUPnPを使って、Phantom I、Phantom II、Devialet Dione, Expert ProでローカルミュージックやTidal、Qobuzを直接再生できるユニバーサルで手頃なアプリがあります。
UPnP更によく知る
ユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ(UPnP)とはパソコン、プリンター、インターネット・ゲートウェイ、Wi-Fiアクセス・ポイント、モバイル機器などのネットワーク接続されたデバイスが、ネットワーク上の互いの存在をシームレスに検出し、データ共有、通信、エンターテインメントなどの機能的なネットワーク・サービスを確立することを可能にするネットワーク・プロトコルのセットです。 従ってUPnPはオーディオ用途だけではないということがわかります。
しかし私たちのケースでは、UPnPプロトコルはすべてのデバイスが同じネットワークに接続されている限り、デバイスからPhantom I、Phantom II、Devialet Dione またはExpert Proにオーディオファイルをストリーミングするために使用することができます。
Expert Pro with Core Infinity、Phantom I & II、DioneはUPnPに対応しています。重要:UPnPは既存のネットワークを使用します。
UPnP のサウンド音質
UPnPはファイル共有プロトコルであり、ストリーミングプロトコルではないことに注意する必要があります。UPnPは変更されないファイルを転送し、そのフォーマットはローカルで処理されます。ストリーミング・プロトコルは、ファイル・フォーマットをサポートしてそれを処理し、ネットワーク接続を通じてオーディオ・コンテンツを配信しなければならりません。もしこれらのプロトコルが郵便サービスだとしたら、UPnPは小包を変更することなくそのパッケージ(ファイル・フォーマットのアナログ)のまま転送するかたちになります。
ストリーミング・プロトコルは、配送の品質を保証するために小包のパッケージを変更します。 その結果UPnPはあらゆるフォーマットと音質をサポートできるようになるのです。
UPnP をPhantom と Dioneで使用する
PhantomまたはDioneがネットワークに接続されておらずアプリで設定されていない場合は、UPnPを使用できません。NASをお持ちの場合は製造元が提供する説明書に従って、ローカルネットワーク上で設定してください。
使用したいUPnPアプリをダウンロードして開きます。Bubble UPnP(Android用)、MConnectまたはQNAP(iOS用)、Hifi-Castなど、いくつかのリモートアクセスアプリをお勧めします。
これらのアプリはアプリストアで検索すれば簡単に見つかります。NASメーカー(QNAP、Synology...)は通常、独自の専用アプリを持っていますのでご注意ください。
Devialetアプリで、[オンライン]タブを選択し、利用可能なソースでUPnPを選択します。このアプリケーションは、AndroidスマートフォンでバブルUPnPを開くようアドバイスします。iOSの場合は、MConnectを使用することができます。
UPnPをExpert Proで使用する
Expert で UPnP を使用する前にExpert Proのファームウエアが最新の状態であり、ネットワークに接続されていることを確認する必要があります。ストリーミングの際にはルーターと Expert Pro の間にイーサネットケーブルを使用することを強くお勧めします。
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